農業や建築、空撮などで幅広い分野で活用が盛んになっているドローンですが、みなさんはドローンレースをご存知でしょうか?
ドローンレースとは速さや正確性、ドローンの操縦技術を競う競技です。
競技人口は世界で約100万人いると言われています。日本でも3000人以上の方が行っている人気急上昇のスカイスポーツです。
個人戦はもちろん団体戦もあり、コースを縦横無尽に飛び回るドローンは見る人も興奮する凄い迫力です。
この記事では今話題のドローンレースについて解説していきます。この記事を読めば
- ドローンレースとは?
- ドローンレースの種類
などがわかります。ぜひ最後までお読みください。
ドローンレースとは何を競うのか?
ドローンレースは決められた一定のコースを周回し、ベストラップを競う競技や、合計タイムを競う場合など大会により異なりますが、どちらも速さを競う競技です。
速さを競うにはテクニックはもちろん、機体の性能も重要となってくることから、レース用のドローンは時速100キロを超えるスピードが出せる機体もあります。
時速100キロを超えるドローンのレースは子供から大人まで胸が熱くなり、ドローンレースの人気がある理由の一つとなります。
ドローンレースの種類
ドローンレースには目視外で競うレースや機体の重量に制限をかけたレースなどが行われています。それぞれ紹介していきます。
FPVドローンレース
FPVドローンレースとは、ドローンに取り付けられているカメラの映像をFPVゴーグルに映し出し操縦をする、難易度の非常に高いレースです。
ドローンを直接目視することなく、ドローンのカメラに映し出された映像で操縦するため操縦士も実際に自分が飛行しているかのような感覚になります。
FPVドローンの「FPV」とはFirst Person View(ファーストパーソンビュー)の略で、ドローンのカメラ映像を送信機から受信機に無線を使って送受信をし、ヘッドマウントディスプレイやモニターで確認し遠隔操作で操縦をします。
FPVドローンは主に5.8GHzの周波数が利用されているため、アマチュア無線免許(第4級アマチュア無線技士)が必要となり注意が必要です。
マイクロドローンレース
マイクロドローンレースとは、重量が30グラム~50グラム程度の軽量のドローンを使うレースです。
マイクロドローンは主に室内で行われています。ドローン本体も安価で購入でき、機体登録も必要がないので初心者の方やドローンレースに興味がある方におすすめです。
目視ドローンレース
目視ドローンレースとはコース付近に用意されている操縦者ブースから目視でドローンを操縦するレースです。
設置されている障害物を避けながら、ゴールを目指しタイムを競います。
目視で操縦できることから、FPVドローンレースよりも参加しやすく初心者や未経験の方にも参加しやすく、楽しめるレースです。
5インチドローンレース
5インチドローンレースとはプロペラのサイズが5インチのドローンで競うレースです。
5インチドローンは速い機体で、時速150キロを超えるものもあり、F1レースのような迫力満点のレースが魅力です。
速度が速い分危険も大きくなるので屋外やアリーナなどで行われる場合が多いです。
U199ドローンレース
U199ドローンレースとは機体重量200グラム未満のドローンで競うレースです。
航空法改正前では、200グラム未満のドローンは規制外でだったので飛行許可が必要ありませんでした。
航空法改正後は100グラム以上のドローンは機体登録や飛行許可の申請が必要となる場合があるので注意が必要です。
ドローンレースに挑戦してみよう
ドローンレースは世界中で行われている人気のスカイスポーツです。
ドバイでは優勝賞金2800万円、賞金総額1億円という夢のある大会も行われました。
今後ドローンレースの人気が上がり、競技人口も増えればさらにスケールの大きい大会も開催されるかもしれません。
ドローンの操縦に興味がある方や、子供や友達などと共通の趣味を探している方はドローンレースに挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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